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内装のクロスと塗り壁、アナタならどっちを選ぶ?特徴・種類・費用・メンテナンスで比較してみた!

こんばんは幹工務店です。

家づくりで悩むことの1つが内装色決め。なかでも壁をクロスにするか、塗り壁にするかで悩む方が多いです。そこで今回は、クロスと塗り壁について、それぞれの特徴や費用、メンテナンスといった観点から比較し、どちらがいいか考えてみましょう!

 

■クロスと塗り壁、それぞれの特徴や種類は?
①クロスとは・・・

クロスは一般的に「壁紙」ともいいますが、天井に貼られることも多いため、建築業界ではクロスと呼ばれています。クロスは、布や合成樹脂などでできたシートのことで、内壁下地材の上に接着剤で貼り付けて仕上げます。クロスは安価施工がスピーディなので、一般住宅や集合住宅、マンション、オフィスなど、さまざまな建物に幅広く用いられています。特にビニールクロス加工がしやすく、印刷技術やエンボス技術も年々進化しているため、さまざまなデザインのクロスがあります。中にはそれこそ塗り壁の表面の凹凸までそっくりに再現したものもあり、近づいてみないと本物との区別がつかないこともあります。最近では、お部屋のアクセントにビビッドなカラーや模様入りのクロスを用いるなど、インテリア的にも大きな役目を果たしています。

上述のように、ポリ塩化ビニールを主原料としたビニールクロスが最もよく使われますが、最近では、環境やアレルギーに配慮して、和紙やコットンなどを原料としたエコクロス珪藻土クロス布クロスなどを用いる場合もあります。

メリットとしては、デザインや種類が豊富、値段が安い、施工しやすい、メンテナンスが楽といったことが挙げられますが、デメリットとしては、ほこりや汚れが吸着しやすいこと、カビが発生する可能性があること、破れやめくれなどの劣化が早いこと、まれにアレルギー反応が出る場合があることなどが挙げられます。

②塗り壁とは・・・

塗り壁とは、下地材の上に土などの天然素材や自然素材を塗って仕上げた壁のことです。浴室以外のどこにでも貼ることができ、外壁にも用いられます。塗り壁には珪藻土や漆喰、土壁、聚楽壁などがあり、本物の素材独特の質感やゆたかな表情が部屋に高級感をもたらしてくれます。また、基本的には自然素材を用いているためアレルギーの心配がなく、体にやさしいのが特徴です。最近は壁に調湿性を求める方が多く、その場合は珪藻土モイス(調湿性に優れた天然素材の建築材)などが用いられます。

塗り壁は素材の種類によって異なりますが、塗り方を工夫してオリジナルの模様を作れることや、ビニールクロスと比べて耐久性に優れていること、素材によってはホルムアルデヒドを分解したり、温度や湿度を調整したりする性能があること、簡単な補修は自分ででき、メンテナンスが楽なことなどがメリットとして挙げられます。

ただし、コストがかかることや、仕上がりが職人の技術に左右されること、施工期間が長いことなどのデメリットがあります。また、湿気が溜まりやすい脱衣室などに塗り壁を採用すると、塗り壁の素材によっては表面の孔に水分が溜まり青カビが生えることがあるので、注意が必要です。

一般住宅では、塗り壁を選ぶ際には人目につく玄関やLDKに用い、その他のスペースにはビニールクロスなどを用いる場合が多いです。

 

■費用はどちらがかかるの?

費用については、前述の特徴の中でも述べたように、塗り壁の方が費用がかかります。それはなぜかというと、塗り壁の場合には、まず養生をし、下地を塗り、仕上げを塗るというように工程が複雑で手間がかかるからです。ただし、本物ならではの経年美はビニールクロスにはない魅力であり、耐久性も優れているので、長い目で総合的にみるとお得な面もあります。

 

■メンテナンスはどちらが大変なの?

ビニールクロスの場合は、ビニールでできているので水や汚れに強く、汚れても簡単に拭き取ることができます。一方、塗り壁の場合は、種類にもよりますが、基本的にメンテナンスが不要なので、長い目で見ると経済的にお得です。軽い汚れであれば消しゴムなどで消すこともできます。
ただし、覚えておいていただきたいのは、将来リフォームをする際に、クロスから塗り壁にリフォームすることはできますが、塗り壁をクロスにする場合には下地から取り替えないといけないので施工が大変になるということです。

 

■まとめ

結果的に、クロスにも塗り壁にもそれぞれに一長一短があるため、幹工務店ではお施主様と相談しながら、使う場所や好み、他のインテリア、そして費用との兼ね合いによってどちらにするかを決めるようにしています。当社のモデルハウスでは、実際に塗り壁(オンザウォール)やビニールクロスの壁をご覧いただけますので、ぜひお気軽にご予約の上、ご来場ください。

文:トータルアドバイザー 井草 雅康

 

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