こんばんは♪幹工務店です。
家を建てたばかりの頃は、床や壁にちょっと傷が付いただけでも
大きなショックを受けるもの。
また、おうち時間が長くなると、
今まで気付かなかった傷や汚れが急に気になり出したりしませんか?
でも、小さな傷なら自分で簡単に直せちゃいます!
そこで今回は、当社の新橋モデルハウスをモデルに、
「セルフ補修」のやり方についてご紹介します。
【塗り壁のセルフ補修】
新橋モデルハウスの1階は、壁に「オンザウォール」という塗り壁を使っています。
そこで、まずは、塗り壁のセルフ補修からご紹介します!
塗り壁の汚れでよく目立つのは、壁のコーナー部分。
角は、塗り壁の素材と同じものをチューブに入れて、汚れに上塗りをします。
そして、きれいな指でトントンと叩くと、素材が付着して汚れが見えなくなります。
これを繰り返すと、体がこすれたり、子どもがおもちゃをぶつけたりして
ついた汚れや小さな傷もきれいに消えます。
クロスの張り替えよりも手間がかからないので、是非お試しください♪
一方、平面部分の大きな汚れは、きれいな布に水を少し含ませて汚れた部分を叩きます。
「叩き拭き」というこの動作を繰り返すと、汚れがだんだん落ちてきます。
それでも汚れが落ちなかったら、職人さんに同じ塗り方で上から塗ってもらうことで
きれいに補修できます。そのときは当社にご相談ください。
【クロスのセルフ補修】
クロスは、ホームセンターで売っているクロスの補修剤を使ってメンテナンスします。
クロスが剥がれかけたコーナー部分に補修剤を付け、
指でグッと押しこむように押さえつけます。そして、乾けばOK。
剥がれかけた部分は、取り去るのでなく、補修剤を接着するのがポイントです。
クロスのヘコミの補修は、上から補修剤を足して、
指で伸ばして馴染ませていくと元どおりきれいになります。
【床のセルフ補修】
床の小さなスリ傷などは、床補修用のマニキュアを使うと便利です。
軽く塗って、乾いた雑巾でぼかす・・・という作業を繰り返しながら
色目を調整していきましょう。
床の補修は、「かくれん棒」というクレヨンタイプの補修剤も便利です。
こちらは、より大きな傷の補修によく使います。
まず、ライターでクレヨンをあぶって溶かし、溶けた部分を床の傷に塗っていきます。
乾いたら、出っ張った部分をヘラで削ぎ落として表面を平らにします。
へこんだ部分にロウが入って、床がすっきりときれいになります。
クレヨンタイプの補修剤は、家具やカウンターの天板などの修理にも使えます。
カラーも色々あり、混ぜて色を作ることも可能です。
幹工務店では、家を建てられたお客様がお金をかけずに
いつも家を美しくキープしていただけるように、
セルフ補修の方法を随時ご紹介しています。
今回の内容も、YouTubeでわかりやすくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
また、自分では直すのが難しそうな傷や汚れのご相談は、
いつでもお気軽に当社にご相談ください。
文:トータルアドバイザー 佐藤 敬太