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住まいの扉の選び方

こんばんは幹工務店です。

11月に入り、肌寒さを感じるようになりましたね。これまでは家中のドアや引き戸を開け放って風通しよく過ごすのが気持ちよかったのですが、だんだんと寒さが気になって、各室のドアを閉め切るようになってきました。

そういえば「扉」って普段はあまり存在感がないですが、実は日常生活の中で意外と大事な役割を担っているのをご存知ですか?

そこで今回は、住まいの扉の種類と選び方のポイントについてまとめました。

室内の扉選びは、家の中をスムーズに往き来してストレスなく暮らすためにも、緊急時のリスクを軽減するためにも重要です。

扉には実にさまざまな種類があり、それぞれに特徴も異なります。

まずは扉にはどんな種類があるのかを知って、各場所に合わせて使い勝手の良い扉を選びましょう。

 

【開き戸】

一般的に「ドア」と呼ばれる開戸は、住まいの中で最もポピュラーな扉です。
開き戸には大きく分けて「片開きタイプ」と「両開きタイプ」があります。

■片開きドア

片開きのドアは、1枚の扉を開閉するタイプのドアです。扉の色や材質、取手のデザインなどを好みに合わせて選ぶことができ、インテリアアクセントとしても役に立ちます。

特に、リビングドアなどにはガラス入りのドアがよく採用されます。ガラス付きのドアは、採光はもちろんのこと、出会い頭の衝突を避けたり、家族が互いの気配を感じたりするうえでも役立ちます。ガラスの面積が大きいとドアが重たくなり、メンテナンス的にも長持ちしにくくなりますが、ガラスが入っていた方が見た目的にはおしゃれな雰囲気に仕上がります。

最近はガラスの代わりに軽くて割れないポリカーボネートを採用することも増えてきました。

また、子どもが手を挟んだりしないように、扉がゆっくり閉まる「ソフトクローズ」の機能もよく採用されます。

開き戸の場合は、配置する場所によって手前へ開くか・奥へ開くか、あるいは右開きか・左開きかを選ぶ必要があります。実際に暮らしてから不便さを感じることのないように、プランの段階で実際の生活をシュミレーションしながら最適なドアを選びましょう。

■ハイドア

開き戸の中でも最近特に人気なのが、天井いっぱいまで高さのある「ハイドア」です。ハイドアにすることで、天井とドアの間の垂れ壁がなくなるため、見た目がスッキリして、デザイン的にもスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。また、ドアが高いので、通り抜ける時に圧迫感がなく開放的なのもメリットです。「ハイドアは金額的に通常のドアよりも高いのでは・・・」と思われがちですが、垂れ壁を施工しなくてよくなるので、ベーシックタイプの既製品を選べば通常のドアとそんなに差は生じません。

■両開き戸

両開き戸は、開口部を2枚の扉によって仕切るタイプの扉です。両手で左右両方向に開けるので、「両開き戸」と呼ばれます。押入れやパントリーなどによく使われます。

 

【引き戸】

「引き戸」は、扉を右または左にスライドして開閉するドアです。厳密に言うと、敷居のついたタイプを「引き戸」、上から吊るして床面にレールがいらないタイプを「上吊り戸」といいます。

引き戸には1枚の扉を壁に重ねてしまい込む「片開きタイプ」と、2枚の扉を重ねてどちらからも開け閉めできる「引違タイプ」の2種類があります。引違タイプは和風住宅の玄関などによく使われますが、広いスペースが必要なため、室内ではあまり使われません。

引き戸は開き戸とは異なり、扉の前後に空間が必要ないため、扉の前後にスペースをあまり取れない場所の扉に適しています。また、必要な時に必要な幅だけ開け放しの状態にすることもでき、開け閉めに必要な動作も少なくて済むので、バリアフリーな空間づくりには有効です。ただし、引き周りの枠を設けなければならないため、金額は開き戸よりも若干高くなります。

引き戸には他にも種類があります。

■引き込み戸

引き込み戸とは、壁の中に扉を収納するスペース(戸袋)が作られているタイプの引き戸です。

一見引き違い戸と似ていますが、戸袋の部分の壁が厚く作られているので、扉を完全に壁の中にしまい込めます。そのため、デッドスペースとなる壁がなくなり、ドアを開けたままでも部屋全体がすっきりと見え、家具も引き戸の横に配置出来ます。また、引き戸を開け放つことで二間続きの部屋として開放的に使うこともでき、不要な時は閉めておけば部屋を仕切って使えるため、用途が広がります。そのため、二間続きの子ども部屋やランドリールームなどによく使われます。

■折れ戸

折れ戸は、扉を折り畳んで開け閉めするタイプです。

折れ戸は引き戸の約3分の1の開閉スペースを確保すればいいので、浴室や壁面収納のクローゼットなど、奥行きがあまりないスペースを有効活用するために使われます。また、扉が小さくて軽いので、お子様やお年寄りでも扱いやすいというメリットがあります。

 

既製品と造作扉】

扉は部屋のサイズや雰囲気に合わせたオリジナル品を製作することも可能です。

色やデザインを室内の内装や家具にぴったり合わせてコーディネートできるので、完成度の高いインテリア空間を実現できます。

しかし、最近では既製品もバリエーションに富み、時代のトレンドを早々と取りれた製品も多く販売されているので、造作扉と遜色のない品揃えで、なおかつ価格もリーズナブルです。住まい全体の費用を考えると、扉の価格も意外と高くつくので、要所要所で造作を取り入れたり、既製品を選んだりして上手にコーディネートしましょう。

幹工務店なら、造作のドアや引き戸の設計・施工はもちろん、既製品のドアのコーディネートもバッチリお任せいただけますので、ぜひお気軽にご相談ください

文:広報担当 山下 奈津美(インテリアコーディネーター)

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