こんばんは♪幹工務店です。暑さが気になるこのシーズン、蒸し暑い夏でも快適に過ごせる家づくりの秘訣についてのご質問をまとめました♪
Q: 高気密・高断熱の家にすれば、エアコンだけで夏を涼しく快適に過ごせますか?
A:高気密・高断熱の建物は夏でもエアコンの効きがよく、省エネ効果が高いという特徴があります。しかし、一度熱が室内にこもると排出されにくいので、夏に部屋を閉め切った状態にしておくと蒸し風呂のような状態になりかねません。
その対策としては、定期的に窓を開けて風通しをよくすることが大切です。
室内で観葉植物などを育てる場合も、風通しを良くしなければ枯れてしまいます。それと同じで、風通しが悪いと建物に使われている木材も老朽化が進んでしまいます。さらに、人間の体にとっても風通しはとても重要で、室内を閉め切った状態にしておくとシックハウス症候群にもなりかねません。
つまり、高気密・高断熱の家だからこそ暑い時期にも窓を開けて自然の風を採り込む必要があります。
幹工務店では自然の光と風を住まいに採り込む家づくりを常に心がけています。窓の配置や大きさはもちろんですが、窓の種類にもこだわり、たとえばウィンドキャッチを考慮して風の向きに合った縦すべりの窓を設けるなど、敷地と建物に合った通風計画をしっかりと行っています。
Q:開口部の工夫以外にも有効な対策はありますか?
A:内装材に調湿性のある材料を選ぶと効果的です。
たとえば床に無垢材を用いると、調湿性を発揮して夏でも床がサラサラで心地よい足触りになります。また、壁に珪藻土などの調湿性の高い塗り壁を用いるのも蒸し暑さを軽減する方法のひとつです。湿気を軽減するだけで体感温度は下げられるので、家づくりの際には開口部と同様に素材についても暑さ対策を考えるといいでしょう。
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