こんばんは♪幹工務店のトータルアドバイザー・仲尾久造ことQちゃんです。
わが家の愛猫6匹との暮らしを中心に、
猫との暮らしの楽しみ方をご紹介する「Qちゃんのニャンダフル・ライフ」のコーナーです。
だんだんと春らしくなり、なんとなく気分もウキウキ♪♪♪
・・・それは猫たちも同じです♪♪♪
春は猫たちにとって恋の季節・・・つまり、「発情期」なんです。
猫の発情期は、年に2回あります。
発情期は繁殖期とは異なり、繁殖期は2~4月上旬(春)と6~8月(夏)に訪れます。
発情期は、その繁殖期間中に2~3週間のサイクルで数回訪れます。
では、なぜ春や夏に発情期を迎えるかというと、猫は日照時間が長いと発情しやすいため、
日照時間が長い春や夏に自然と発情してしまうそうです。
とはいえ、住む場所によって日照時間の長さは異なりますし、
猫の種類や栄養状態などによっても発情の時期や期間、頻度は異なるようです。
猫の恋の主導権は、ダンゼン女子(メス)が握っています。
女子は発情期になると体をくねくねさせたり、大きな声で鳴いたり、スプレー行動をしたりして
男子(オス)の気を引きます。
我が家には猫が6匹いますが、そのうち女子は4匹(ハピネ、ヨリ、ポケ、モチ)。
そして男子は2匹(ヒゲ、ツム)。
・・・圧倒的に女性優位の猫社会です。
でも、去勢済みなので、今は恋愛トラブルはほとんどありません。
ただ、末っ子のツムくんは3歳頃まで去勢しなかったので、発情期を迎えてから大変でした。
春になると女子たちに見境なく襲いかかったんです・・・www。
止めるために捕まえようとすると逃げ回るので、コタツに追い込んでカゴに入れたり、
お風呂に追い込んだりして、僕が手を引っ掻かれて血だらけになったことも・・・(泣)。
その後、すぐ病院に行って去勢してもらいました。
一方、もう1匹の男子・ヒゲくんは外に出るのが好きで、逃亡癖もあるので、
庭のフェンスの向こうで野良猫や近所の猫たちが「デマチ(出待ち)」をしていて、色っぽい声で誘惑してきます。
猫のおっぱいが8つあるのは多産の証拠。一度の出産で8、9匹産むこともあります。
妊娠期間は最長70日、年に2〜4回出産できるので、オス・メス両方を飼う場合は去勢は必須です。
それだけでなく、去勢することで、オスは前立腺や精巣、肛門周辺の腫瘍など、
メスは子宮や卵巣の病気や子宮系のがん、乳がんなどを予防できます。
また、メスは発情期の鳴き声がなくなり、性的な欲求不満からくるストレスから解放されることや、
妊娠・出産・育児で体力を費やさずに済むので長生きにつながるというメリットがあります。
オスもマーキング行為やケンカが減って、ケガや伝染病の危険も少なくなり、長生きにつながります。
ただし、オス、メスともにホルモンのバランスが崩れたり、
食欲が増して太りやすくなったりするデメリットもあるので、体調管理に注意してあげましょう。
文:トータルアドバイザー 仲尾 久造(二級建築士)