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幹工務店で採用される暖房器具のベスト1は?〜暖房導入時の3つのポイント〜

12月に入ってから寒さがだんだんと厳しくなり、すでに暖房器具を使い始めているお宅も多いかと思います。新築時には、住宅設備を考えるのと一緒に暖房器具もどんなものを使うか決めておく必要があります。そこで今回は、当社ではどのような暖房器具を採用する場合が多いか、また、その暖房器具を導入する際の3つのポイントをご紹介します!

暖房器具には、主に次のような種類があります。

・エアコン

・床暖房

・ファンヒーター、ガスファンヒーター

・石油ストーブ

・薪ストーブ、ペレットストーブ

・蓄熱暖房機

・バイオエタノール

さて、上記の中で幹工務店のお施主様が最も採用されているのは、どの暖房器具だと思いますか?

・・・・答えは、エアコンです!

もちろん、他の暖房器具もそれぞれにメリットがあるのですが、なぜエアコンが多いのか、あるいは、なぜ他の暖房が採用されるケースが少ないのかというと、実は下記のような理由があるからです。

●床暖房は・・・

最近、幹工務店で建てる家は、床に無垢材を用いることが多いです。無垢の床に床暖房を用いると、暖房の熱で床板が剃ってしまう可能性があるため、床暖房は使わないようにしています。床暖房用の無垢床もあるのですが、かなり高額になるため、あまり用いません。それに、実際に床暖房を採用されたお施主さんに話を伺うと、意外と使わないケースも多いため、お施主さんに強く勧めることはありません。

●薪ストーブ・ペレットストーブは・・・

薪ストーブやペレットストーブは、ゆらめく炎を眺めながら冬の夜をのんびり過ごせたり、家全体に暖かさが伝わり、しかも輻射熱で体の芯から暖まるといったメリットがあるので、ファンが多い暖房器具です。ただ、実際に導入するとなると、例えばペレットストーブの場合には施工費を含めて60万円近くかかります。年間に、3、4ヶ月しか使わない暖房器具で60万円・・・だったら、他にお金をかけた方がいいのではないかと考えて、結果的にはエアコンに行き着くケースが多いのです。ただし、お施主様ご自身のご要望や、予算の優先順位によるので、もちろん「薪ストーブやペレットストーブを導入したい!」という場合には十分な対応をさせていただいています。

●石油ファンヒーター・ガスファンヒーターは・・・

石油ファンヒーターは、局所暖房として使われる場合はありますが、メインの暖房としては最近はあまり使われません。また、灯油をいちいち買いに行かないといけないので、新築の場合は使うお宅が徐々に減ってきています。一方、ガスファンヒーターは家にガスを引いてあれば使うことができ、すぐに部屋が温まるので便利ですが、ガス代はもともと高いだけでなく、今どんどん値上がりしているので、長時間使うと光熱費がかなり高くなってしまいます。ですから、朝起きた時などにガスファンヒーターをエアコンと併用し、部屋が暖まったら消すようにするのがベストな使い方です。

●石油ストーブは・・・

ファンヒーターと同じような使い方で局所暖房として使いますが、最近、レトロなタイプの石油ストーブを用い、インテリア的にもおしゃれなアイテムとして役立てるケースもあります。

●蓄熱暖房機は・・・

電力によって蓄熱レンガを加熱し、それを利用して部屋を暖めます。蓄熱暖房機が使うエネルギーは電気のみです。そのため、ファンヒーターのように一酸化炭素を排出することがなく、エアコンのように空気が乾燥することもありません。また、安い深夜電力を使ってレンガを加熱・蓄熱しておくことで日中の電力消費を削減でき、省エネにも貢献します。ただし、初期費用がかなり高額であることや、深夜電力を利用してもエアコンより電気代がかかること、熱を蓄える量を調整するのが難しいこと、重さが300kg近くあり、移動や処分ができないことなど、デメリットもしっかり認識した上で採用する必要があります。

●バイオエタノールは・・・

トウモロコシやサトウキビといった植物を原料とするバイオエタノールを燃やして使う暖炉です。最近はホテルやレストランでも用いられ、インテリアシーンをスタイリッシュに演出する暖房器具として注目されています。バイオエタノールは環境にも優しく、見た目もスタイリッシュですが、高額であることや、まだまだあまり認知度が高くないことから、まだあまり採用されていませんが、最近ネットでは小型でリーズナブルなタイプも出回って人気が高まっています。

■エアコンを採用する場合の注意点

上記のような理由から、当社ではエアコンを暖房器具として利用されるお宅が多いのですが、その際には3つのポイントに注意してプランニングを行っています。

ポイント1:エアコンの本体を設置する位置

エアコンで暖房を使う場合には、エアコンの取り付け位置に気をつけています。最近はエアコンの機能がどんどん向上していて、人のいるところを目掛けて自動的に風が送られるので、設置の際に風向きなどは気にしなくてもいいのですが、キッチンのレンジフードの近くには設置しないようにしています。調理する際にレンジフードを使うと、せっかくの暖気が逃げていってしまい、ショートサイクルという現状が起こるので注意が必要です。

※ショートサイクルとは?・・・エアコンは、室温20℃の部屋で最大46℃の温風を排出するのが基準。その際に、部屋が小さすぎたり、吹出口に障害物があったりすると、吹き出した温風をすぐに吸い込んでしまうことがあります。吸い込んだ空気が30℃程の高温になると、機械の構造上、圧力を下げる制御が働き、エアコンが運転をセーブするようになります。このように、吸い込み温度が高い状態をショートサイクルといいます。

ポイント2:室外機の配置

せっかくスタイリッシュな外観に仕上がっても、室外機が視界に入ると生活感が出てしまい、外観のデザイン性を損なう結果になってしまいます。そのため当社では、家をプランする段階から、室外機の位置も考えてご提案しています。2階のエアコンの室外機はベランダに設置するケースが多いですが、音が気になる場合には1階に設置することもできます。ただし、その場合にはダクトが長くなるので、費用が割増になります。

建物のファサード(正面)や道路に面した側に室外機を置くのを避け、目立たない側にまとめて配置するようにすると、外観のデザインを損なわずに済みます。

ポイント3:省エネのための工夫

ご家庭によっては、ペットがいるので1日中冷房や暖房をつけたままにするケースもある中で、気になるのは高騰し続ける光熱費です。エアコンの電気代を節約するには、建物の気密・断熱性を高めるのが最も有効な手段です。また、設計上の工夫で自然の光や風を有利用し、エアコンで温度調整しなくていい時期が長い家づくりを心がけることが、ご家族の暮らしにとっても、地球環境にとっても大切だと思います。

幹工務店では、住まいのプランニングの際にこちらから暖房器具のことも気にかけてお聞きしますので、お客様のご要望やライフスタイルに合わせて、どの暖房器具がベストか、またはどこに配置したらいいかをご提案させていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。

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文:トータルアドバイザー 佐藤 敬太

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