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ペットとの暮らしを楽しむ家づくり:前編〜猫との楽しく快適な暮らしを叶える秘訣とは〜

こんばんは幹工務店です。

最近、家を建てるときに「猫や犬などのペットと一緒に快適に暮らしたい」と希望されるお客様が増えてきました。

一般社団法人ペットフード協会が実施した調査によると、2020年の時点で、国内で飼われている犬は848万9千頭猫は964万4千頭で、合計は、1813万3千頭。

直近の5年間、猫の飼育頭数は横ばいですが、犬の飼育頭数は減少傾向にあり、2017年以降は猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回っています。

また、最近は新型コロナウィルス禍の影響によって新規で犬や猫を飼う人が増えていて、ペットとの生活から癒しを求めたり、家族内でのコミュニケーションを深めたりしている傾向があるそうです。

そこで、ペットと一緒に快適に暮らすための家づくりの秘訣をご紹介します。

今回は猫編、そして次回は犬編と2回にわたってお伝えしますので、どうぞお楽しみに!

■猫って一体どんな生き物?

今回のブログでは、まずネコちゃんと一緒に快適に暮らす家づくりについて考えます。

幹工務店にも、家で猫を6匹飼っているという愛猫家(トータルアドバイザーの仲尾です)がおりますが、前述の調査結果からもおわかりのように、最近は猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回り、人気が高まっています。猫が人気の理由は、犬のように散歩をしなくていいことや、自分で体をきれいにするのでニオイがあまりしないことなどいろいろ考えられますが、まずは猫を飼うために必要な基礎知識を知っておきましょう。

①飼い猫のルーツとは

私たちが現在飼っている猫は、猫科の動物の中でも「イエネコ」に分類され、祖先は「リビアヤマネコ」という猫です。リビアヤマネコは、今からおよそ13万年前に中東やアフリカで誕生しました。その後、リビアヤマネコの一部が人間の生活圏内で残飯やネズミを食べて暮らすようになりました。その中でも特に人間に慣れやすい種類の猫が家畜化され、繁殖を重ねていきながら現在の「イエネコ」へと進化したのです。つまり、現在の猫は人間との共生を前提に生き延びてきた種類の猫だということになります。現在公認されている猫の品種は50種類程度。飼い猫の8割は雑種です。

②猫の性格と生活習慣

イヌ科の動物は昔から群れて生活していたのに対し、ネコ科の動物は、群れではなく単独行動で狩りを行います。そのため、自分の身は自分で守るという習性があり、イヌに比べて警戒心がつよく臆病な傾向があります。飼い始めるときに慣れるまで時間がかかるのも、警戒心が強いから。イヌに比べてあまり鳴かないのは、コミュニケーションを取る必要がないからです。飼い猫が家で鳴くのは、ご飯が欲しいという要望を伝えたり、甘えたりしているときで、飼い主への信頼と安心感の現れともいえます。

③猫はどんな遊びが好きなの?

室内で生活する飼い猫にとっては、飼い主との遊びが貴重な運動時間となります。猫は犬と違って散歩をすることがないため、運動不足は肥満やストレスを招きます。そのため、飼い主が意識的に遊んであげることが大切です。おすすめの遊びは「狩りごっこ」。獲物のおもちゃを動かして、待ち伏せしたり追いかけたり、仕留めたりといった動作をさせてあげましょう。

■ネコちゃんと一緒に暮らすときに注意すべきこと

次に、ネコちゃんと一緒に快適・安全に暮らすには、最低限次のようなことに注意する必要があります。

①脱走防止対策をしっかり行いましょう

屋外は交通事故や感染症などの恐れがあり、猫にとっては危険がいっぱいです。猫は本来好奇心旺盛な性格で、外に行きたがる動物なので、窓やドア、玄関の脱走防止対策を念入りにしておきましょう。

例えば、引き戸の窓は猫が自分で開けないように、「網戸ロック」などのロックを取り付けましょう。

レバーハンドルタイプの開き戸は、横向きのハンドルではなく縦向きに取り付けるのがおすすめ。横向きだと、猫が開け方を学習してしまい、自分で開けてしまう場合があります。

玄関は常に鍵をかけておくことはもちろん、玄関の手前に格子戸やガードを取り付けて、猫が玄関に出ないように注意しましょう。ペットガードは高さが低いため、猫だと飛び越えてしまいます。そのため、天井に近い高さの柵だと安心です。

②上下運動ができるように工夫しましょう

猫は高いところから周りの状況を観察する習性があり、平面だけでなく立体的にも行動します。そのため、上下運動ができるようにキャットタワーやステップなどを用意してあげましょう。

ステップの幅は、猫が手を伸ばして届く範囲内に用意してあげましょう。無理しないと届かない高さだと、使わなくなる場合があります。また、設置場所は窓の近くがおすすめ。窓の外の風景や木々が風で揺れる様子、空を飛ぶ鳥、歩いている人などが見えると猫の好奇心が満たされます。新築などの場合にはキャットウォークを設けてあげると喜びます。

<キャットウォークやキャットタワーを設ける時のポイント>

キャットウォークを設ける場合は、行き止まりのない回遊動線を確保してあげましょう。猫は回遊する動物なので、行き止まりはストレスの原因となります。回遊動線の途中に休憩場所を設けてあげるといっそう効果的です。

例えば、2匹以上飼っている場合には、キャットウォークに25センチ以上幅を設けてすれ違えるようにしてあげましょう。行き止まりをつくってしまうと、喧嘩して逃げるときに飛び降りるしかないので、怪我の原因となります。

また、キャットタワーもキャットウォークも飼い主が掃除をしたり、猫を捕まえたりできるように、踏み台に乗れば届く高さにしておくことも大切です。

③水飲み場を複数箇所設けましょう

猫はもともとあまり水分を取らなくても生きていける性質ですが、水分補給が足りないと尿が濃くなりやすく、排尿回数が減って泌尿器系の病気になる恐れがあります。そのため、しっかりと水分補給をすることは猫の健康にとってとても大切なのです。

野生の猫は、自分のテリトリーを巡回する途中で小川や水溜りの水を飲んで水分補給をします。飼い猫も同様に、家の中を回る途中で水を飲めるようにしてあげるのが理想的。そのため、水飲み場は猫の動線上に数カ所用意してあげましょう。

しかも、水は食事とセットで置きがちですが、実は猫はご飯と水を同時に口にすることはありません。また、猫は食事で水が汚れることを嫌がります。そのため、水飲み場は食事場所とは離れた位置におき、常に清潔な水が述べるように、少なくとも飼っている数プラス1箇所は器を用意しておきましょう。

さらに、ヒゲに器が触れると嫌がる子もいるので、器は大きいサイズにしましょう。ステンレスやガラスなどの光を反射する素材も苦手なので、陶器製の器を使うとストレスなく飲めます。

④爪研ぎ場を設けましょう

猫は、爪のメンテナンスとマーキングのために爪研ぎを行う習慣があります。特に、寝起きや食後など、行動が切り替わるときに爪研ぎをすることが多いため、猫の動線上や、部屋と部屋との境目など、猫が目につきやすい場所に設けてあげましょう。

⑤温度管理に気をつけましょう

猫は、寒さよりも暑さに弱い生き物です。体が毛で覆われている上に、人間のように体温調節を上手にすることができません。そのため、夏場は必ずエアコンをつけて室内を涼しく保ちましょう。また、湿気も皮膚トラブルの原因となるため、ジメジメする季節には除湿機を使って室内の湿度も適切に保ちましょう。

■猫の暮らしを考えた住宅設備

最近では、猫の暮らしを考えた住宅設備もいろいろ出回っています。マグネットで脱着できるキャットウォール猫用の出入り口がついた室内ドア、猫が引っ掻いても丈夫な網戸などを、必要に応じて採用することも可能です。

幹工務店には動物好きなスタッフが多いため、これまでにもペットと暮らす家づくりをたくさん手がけてきました。猫や犬に限らず、モルモットやハリネズミ、小鳥、熱帯魚、カメなど、どんな動物も大切な家族。ペットも人と同様に快適に暮らせる住まいをお客様と一緒に考えていきますので、ペットと暮らす家づくりを検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

また、猫と暮らす家に関連した過去のブログ記事もぜひご参考ください。

猫のいる住まいと暮らし

また、当社の施工事例もぜひご覧ください。

https://www.miki1972.jp/gallery/

文:トータルアドバイザー 佐藤 敬太

 

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