こんばんは♪幹工務店です。
ブログでも度々ご紹介していますが、当社では今年から本格的にSDGsの目標達成に向けた取り組みをスタートしました。
現在は、月に一度社内でミーティングを行い、それぞれの目標達成の意義や具体的な目標などについて検討を進めています。
これまでの経緯については、前回のブログをぜひご参考ください。
SDGsを推進していくには、社員全員が1つひとつの課題に真剣に取り組み、考え、実施していくことが不可欠です。そこで、共通意識と相互理解を図るため、先般下記の内容についてアンケートを行いました。今回はその内容の一部をご報告します。
想像以上に良い意見が色々と提案されたので、ぜひ皆様にもご一読いただきたいと思います。
会社の強みや目標を全員が理解するための具体策は?
・幹工務店のコンセプトをまずハッキリさせ、会社として1年間の目標を明確にする。それに対して、各部署ごと個人目標を決める。
・日報を作成し、連絡相談事はその都度報告相談する。
・部下が相談しやすい環境を作る。
・3ケ月に1回程度目標に対する進捗を振り返る。
・会議の中で全員で意見を出し合う。
・スローガンを決めて毎朝合唱する。
報告・連絡・相談の精度をあげるには?
・上司・部下、依頼者・依頼された者がお互いに行動を把握し、常に気に掛ける。
・お互いのために依頼することに関しては「いつまでに?」という期限を設ける。
・必要と思っていないことを改めて考えてみる。
・お互いの確認したい事を項目を挙げて確認する。
・「報連相」が義務であることを認識し、徹底する。
事務所や現場をきれいに保つには?
・定期点検・チェックを徹底する。見て見ぬふりをしない。
・常に「自分がお客様だったら」という視点で事務所や現場へ入る。
・現場に立ち寄った誰もが必ず外周1周してごみを一つでも拾う。
・搬入時期を予測し必要のない部材等はなるべく置かないようにする。
・常に美意識を持つ事、現場はお客様の家、自分の家と思って行動する。
・お客様への感謝の意識を高める。
どうしたら身なり、服装に美意識を持てるか?
・朝礼時に隣同士でチェックする。服装の汚れ、しわ、髪型、靴の汚れなど。車のチェックも週一でやる。
・汚れにくく、しわになりにくく、自信を持って着られる制服を身に着ける。
・常に人に見られていることを意識するようにする。
・社員同士で互いの印象について意見を交換しあう。
・第三者の目を意識する。
地域の工務店として他社から見て働きたいと思われる会社となるには?
・社会貢献も含め地域に必要とされるようになること。
・会社の目標が明確で社員がその目標に向かってひたむきに働けること。
・地域の人が参加しやすいイベントなどの頻度を増やし、地域に根付いていることを理解してもらえるようにする。
・福利厚生も充実する。
・幹工務店で働くことへの誇りを持てるようにする。
省エネ住宅への取り組みをどのように進めていくべきか?
・なぜ省エネが必要なのか理解する。
・断熱の厚みを増す。コストアップになるが、お施主様に理解していただくよう努める。
・まずは社内で方向性を決めて明確にする。
・長期優良住宅、あるいはZEHを標準化にする。
・モデルハウスや建売住宅に積極的に取り入れ、新規導入したものは社員全員がまず体感する。
家の性能について社員全員が明確に説明できるようにするには?
・きちんと時間を確保し、社内外での勉強会や講習会に参加する。
・実際に自分自身の家を建てる 。
・各々勉強し、疑問があれば上司に相談する。
・上司はすべての質問に答えられるよう、日々研鑽に努める。
・性能の指標を統一し、まとめた資料等を共有し、社員の足並みを揃える。
・仕様の標準化をすすめ、社内教育等を実施する。
新しいデザインを積極的に取り入れるには?
・モデルハウスを建てる際に、その時期のトレンドを最低1つ以上入れ、お客様におすすめする。
・HP上に新しいデザインを積極的に打ち出していく。
・建物に興味を持ち、雑誌等をよく読み、良いところがあれば社内で回覧する。
・インスタやピンタレストなどネットの情報を意識して見るようにする。
・社内で検討した最新の情報をモデルなどで実践し、幹の色を出していく。
・・・・・このように、アンケートを実施した結果、良い意見が色々と集まりました。今後は内容を1つひとつ吟味し、実戦につなげていきたいと考えています。そして、地域の皆さんと一緒にSDGsの目標達成に向けて精力的に取り組んでいきます。
SDGsの詳しい内容については、外務省の下記のホームページをご参考ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
文:トータルアドバイザー 仲尾 久造(二級建築士)