こんばんは♪幹工務店です。
今年も残すところあと23日。年賀状、お歳暮、年末の大掃除と、
なんだかやることが多くて、ちょっと憂鬱な気分になりませんか?
特に、寒さをこらえて家中を手入れする年末の大掃除はなかなか気が進まないものです。
でも、どこもかしこもきれいにしようと頑張らず、
普段あまり手をつけない箇所だけやることにすれば
体の負担も心の負担も少なくて済みます。
そこで今回は、年末の大掃除で「ココだけははずせない」という
お掃除箇所をご紹介します。
■エアコンの掃除
エアコンの掃除は、「いつやろう」が「いつかやろう」に変わっていきがちで、
結局やらずじまいになることも。
年末の大掃除の時期にやると決めておけば、毎年欠かさずメンテができます。
本気できれいにしたいなら、やっぱり業者さんに頼むのがおすすめ。
分解して細かい箇所まできれいにしてくれるので、
効き目がめちゃめちゃ良くなりますよ!
■外壁のお掃除
家の中は目に入りやすいので掃除を欠かさず行いますが、
家の外回りの細かい箇所には意外と目がいかないものです。
年末に外回りのクモの巣取りや、外壁の汚れ取りをしましょう。
外壁の掃除には、洗車用などの柔らかいタイプのブラシやモップを使用します。
外壁が乾きやすいように、晴れていて、風があまり無い日にやるのがおすすめです。
まず、ホースで壁に上から下へと水をかけてホコリなどの汚れをざっと洗い流します。
外壁の汚れは水をかけただけでもかなり落ちますが、
しつこい汚れは中性洗剤をぬるま湯に薄めて洗ってもOKです。
ただし、洗剤の成分が残っていると劣化の原因になるので、
しっかり洗い流しましょう。
目地やコーキング部分に水を直接当てると、シーリングがひび割れて
水が侵入する恐れがあるので、ブラシは使わずに雑巾で汚れをそっと拭き取りましょう。
※高圧洗浄機を使う場合は、外壁の塗膜が剥がれてしまうので注意が必要です!
■レンジフードのお掃除
コンロは毎日使うので、使う度にきれいにするものの、
レンジフードまではなかなか手が行き届かないものです。
そんな場所こそ、年末の大掃除にはぜひお手入れをしておきましょう。
最近のレンジフードは10年間お掃除が不要なものもあり、
お手入れもかなりラクになってきていますが、
一般的には2、3か月に1度は掃除が必要だと言われています。
料理の間は、換気扇に蒸気や油煙が吸い込まれていくので、
気づけばレンジフードが油でベトベトになっていることもあります。
油汚れに空気中の細かいゴミやホコリがくっつくと、
真っ黒な汚れになってこびりついてしまいます。
汚れがたまると、掃除が大変になってしまうだけでなく、
油汚れに引火して火事になる可能性もあるのでしっかりお手入れしましょう。
油汚れには、ホームセンターなどで購入できる専用の洗剤を使うと便利です。
ファンやフィルターなど、取り外しができるものは取り外し、
重曹水でつけ置きしてから掃除をすると汚れが落ちやすくなります。
レンジフードの油汚れは酸性なので、
重曹の弱アルカリ性が中和して汚れが落ちやすくなります。
大きめのバケツに50℃程度のお湯に重曹(1カップ程度)を溶かして
ファンやフィルターなどを1時間ほどつけておき、水が茶色くなってきたら、
ブラシやスポンジでこすって残った汚れを落とします。
エアコン、外壁、レンジフード、これだけでも十分に1日費やしそうな感じですが、
長持ちさせるには、普段のお掃除が大事!
大掃除だからこそ、普段やらない場所を集中的にキレイにして、
気持ちよく新年を迎えられるといいですね♪
文 トータルアドバイザー 一級建築士 鈴木 哲和