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2026.03.20

家づくりで「困った!」を防ぐ 意外と盲点な置き場所・飾り場所の考え方

「仏壇はどこに置くの?」「お雛様はどこに飾ろう?」
・・・間取りの打ち合わせが進んでくると、こんな疑問が出てきます。

でも、他にもいろいろ決めることがあるので、「これはなんとなく後で考えればいいか」と
後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

ところが、この「なんとなく」が後悔のもとになることがあります。
家が完成してから
「仏壇を置く場所がない!」
「お雛様を出したら部屋が狭くなってしまった」というお困り事は、
決して珍しくありません。

今回は、新築計画の際に意外と見落とされがちな
「置き場所・飾り場所」の考え方について、具体的なアドバイスとともにご紹介します。

仏壇の置き場所は、家族のライフスタイルで決める

仏壇の置き場所については、「こうすべき」という絶対的なルールはありません。
大切なのは、ご家族の暮らし方や価値観に合った場所を、
間取りの段階から意識しておくことです。

「いつも家族の目が届く場所に」派の方は・・・

毎日手を合わせやすいよう、リビングの一角や廊下の突き当たりなど、
日常的に目につく場所に置きたいという方は多くいらっしゃいます。
この場合、リビングの壁面の一部に「仏間スペース」として
奥行きのある棚や収納を設けるプランがおすすめです。
扉を付ければ来客時にすっきりと閉じることができ、
プライベートと公の空間をうまく切り分けられます。

「ゲストを迎えるリビングには置きたくない」派の方は・・・

一方で、「来客があるリビングにプライベートな仏壇は置きたくない」という方も少なくありません。
その場合は、寝室や専用の和室に設けるのが一般的です。
ただし、寝室に置く場合は「毎日手を合わせる習慣が続くか」も考えてみましょう。
日々の動線から外れた場所では、だんだん足が遠のいてしまうこともあります。

仏壇のサイズも事前に確認を

最近は台付き仏壇だけでなく、棚の上に置けるコンパクトな「上置き仏壇」も増えています。
既に仏壇をお持ちの場合は、サイズを必ず設計の段階で担当者に伝えましょう。
「入ると思ったら入らなかった」は、避けられるトラブルです。

お節句飾りは「飾る・しまう・出す」の動線で考える

お雛様や五月人形は、毎年必ず使うけれど、飾っている期間は1〜2ヶ月ほど。
この「使う期間は短いが存在感が大きい」という特性が、間取り計画を難しくしています。

飾る場所を決めてから間取りを考える

リビングに飾りたいのか、和室に飾りたいのか。
まずこれを決めることが大切です。
飾る場所によって、「その近くに収納があるか」「飾った時に生活動線を邪魔しないか」が変わってきます。

コンパクト化が進むお節句飾り

近年、お雛様も五月人形も小型化・コンパクト化が進んでいます。
ガラスケース入りのミニ雛や、ちりめん細工の小さな人形は、
棚の上や壁付けのニッチ(壁をくぼませた小さな飾り棚)でもすっきり飾れます。

新築計画の際に、リビングや廊下の壁面に小さなニッチを設けておくだけで、
季節の飾りをおしゃれに演出できます。
ニッチは後から増設することができないため、
「あれば便利だな」と思うなら、計画段階で取り入れておくのがおすすめです。

しまう収納も合わせて考える

飾る場所だけでなく、しまう収納も同時に計画することが大切です。
お雛様の箱はかなりのサイズになるケースが多く、クローゼットの棚板が邪魔になることも。
収納の奥行きや棚の間隔も、節句飾りの箱を念頭に設計するとスムーズです。

クリスマスツリーも「置き場所」から逆算する

「毎年クリスマスツリーを出している」というご家庭も、飾る場所を想定しておくと便利です。
特に180cm前後の大型ツリーは、飾った時の存在感が大きく、家具のレイアウトにも影響します。
リビングのどこに置くか、また収納時にはどこにしまうかを、
間取り計画の段階で意識しておくと良いでしょう。
収納の高さが足りず、分解して入れていたという話もよく聞きます。

その他にも、意外と盲点な「置き場所」あれこれ

仏壇やお節句飾り以外にも、
計画段階で置き場所を考えておくべきものは意外とたくさんあります。

【ランドセル・学用品】

お子様がいるご家庭では、ランドセルの置き場所をどうするかも重要なポイント。
「玄関からリビングに入る手前に収納を設ける」
「リビング学習を前提に、ダイニング近くにランドセルラックスペースを作る」など、
生活動線に合わせた計画が有効です。

【ゴルフバッグ・アウトドア用品】

大型の趣味の道具は、玄関収納(シューズクローク)の奥行きと高さが大切です。
ゴルフバッグはスタンド式でも高さ1m以上になるため、「玄関収納に入らない」というケースも。
趣味の道具が多いご家庭は、玄関土間を広めに取って道具置き場を設けるプランも人気です。

【スーツケース】

旅行が多いご家族にとって、スーツケースの収納場所は案外悩みのタネです。
クローゼットの中に収めるなら棚板のレイアウトを調整する必要があり、
玄関収納に入れるなら奥行きと高さの確保が必要です。
旅行用品をまとめて管理できる「旅支度スペース」という発想も便利です。

【ベビー用品・子育てグッズ】

ベビーベッドやバウンサー、ベビーカーは使う期間が短いものの、使用中は存在感があります。
特にベビーカーは玄関収納に入れるか、土間スペースに置くかを事前に決めておくとスムーズです。
「一時的なものだから」と後回しにすると、意外と困るアイテムの筆頭です。

【非常用備蓄品】

近年、防災意識の高まりとともに、備蓄品の収納場所を気にされる方が増えています。
水や食料、防災グッズをまとめて置けるパントリーや納戸の一角を、
最初から「備蓄スペース」として設計しておくのがおすすめです。
床下収納を活用するご家庭もあります。

「なんとなく後で」が一番の落とし穴

家づくりでよくある後悔のひとつが、「入居後に気づいた置き場所の問題」です。
家具を購入してから「入らなかった」「動線が悪かった」となるのは、
計画段階での想定不足によるものがほとんどです。

打ち合わせの際には、「今使っているもので、新居でも使い続けたいもの」を
リストアップしておくことをおすすめします。
仏壇、お節句飾り、大型家電、趣味の道具・・・
ひとつひとつのサイズと置きたい場所を整理して担当者に伝えることで、
暮らしやすい間取りが生まれます。

「こんな細かいことを聞いていいのかな」と遠慮する必要はまったくありません。
むしろ、そういったご要望をしっかり汲み取るのが、幹工務店のトータルアドバイザーの役割です。
気になることは何でも遠慮なく私たちにご相談ください。
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収納や飾り場所を決める参考になるので、そちらもぜひお気軽にご体感ください。

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