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家ができるまで 〜その2:基礎工事〜

こんばんは幹工務店です。

施工の工程をご紹介する「家ができるまで」のシリーズ。今回は基礎工事について取り上げます。

仮設工事が終わって、新築工事のために必要な環境が整うと、いよいよ建物を支える「基礎」の工事に入ります。

 

■基礎の種類

一般住宅の基礎工事には、主に「ベタ基礎」と「布基礎」の2種類があります。

①ベタ基礎(防湿基礎)

ベタ基礎は、建物の底全体を鉄筋コンクリートで固める基礎のことです。

「ベタ」という言葉は「ベタ」っと底一面を固めることに由来しているかどうかは不明ですが(笑)、

なんとなく覚えやすいですよね!

安定性が高く、地震の揺れや不同沈下にも強いので、現在のほとんどの住宅はベタ基礎を採用しています。

また、ベタ基礎にすると、地面からの湿気や白アリを防ぐこともできるので、建物の耐久性も高まります。

②布基礎

布基礎は、昔の日本建築で採用されていた工法で、建物の壁面に沿ってコンクリートの基礎を設ける方法です。

ベタ基礎は建物を「面」で支えますが、布基礎は建物を「線」で支えるというイメージで、

基礎の形状が布の繊維に似ていることから「布」という言葉が使われているようです。

ベタ基礎に比べてコストは安いものの、湿気やシロアリの影響を受けやすく、耐震性もベタ基礎より劣ります。

そのため、当社ではすべての建物に「ベタ基礎」を採用しています。

 

■ベタ基礎の工事の流れ

①地盤調査の終了後、家を建てる場所の建物外周芯に縄やロープなどを張る「地縄張り」という作業を行います。

②建物を建てる場所の地面を掘る「根切り」を行い、「砕石」を敷き詰めて地面を固めていきます。

③地面からの湿気を防ぐために「防湿シート」を敷きます。

④基礎の周りなどに「捨てコン」と呼ばれるコンクリートを流し込んで地面を平らにします。

⑤捨てコンの上に鉄筋を組み、基礎の外周に型枠を組みます。

⑥基礎の型枠内にコンクリートを流し込みます。

⑦コンクリートが乾いたら、今度は基礎の内側に同じように型枠を組みます。

基礎の立ち上がり型枠に合わせて、基礎と土台を繋ぐアンカーボルトを設置します。

⑩コンクリートの強度が出るまで、破損しないように養生をします。

⑪コンクリートの強度が出たら型枠をはずし、勝手口の土間や給湯器置き場をコンクリートで作ったり、

 不要な部分のコンクリートを削り取ったりして全体的な仕上げ工事を行い、基礎工事が終了します。

※基礎コンクリートを打設する前に、建物内部からの排水配管や、外部から引き込む給水・給湯用の配管を行うための

管材を仕込んでおく工事を行います。これを「先行配管」といいます。

■知っておくと便利なこと

基礎工事ができた段階では、意外と建物が小さく感じられるものですが、

上棟を終えて建物の骨組みが出来上がる頃には、その大きさや立派さに感激するものです。

基礎は建物を支える大切な部分ですが、どんなに頑丈な基礎を築いても、もとの地盤が軟弱では意味がありません。

そのため、基礎工事の前に必ず地盤調査が行われます

地盤調査を行って、もしも地盤に問題がある場合は、地盤改良が必要となります。

この場合、基礎工事の前に改良工事を行うこととなりますので、工期も費用もその分プラスになります。

ですから、万一地盤改良が必要となった場合を考えて、建築予算に80万円前後余裕をみておくと安心です。

大規模な改良が必要となると、それ以上費用がかかる場合もありますので、土地選びは慎重に行いましょう。

また、地盤改良が必要だという結果が出た際には地盤調査を行った会社とは別の会社に地盤改良工事を依頼するのがおすすめです。

そうすることでセカンドオピニオンが得られ、改良工事の必要がないという結果が出る場合もあります。

地盤調査は住宅の「瑕疵保険」の条件事項でもあります。

瑕疵担保責任とは、引き渡しから10年間の間に建物に欠陥があった際、

住宅を供給した事業者側がその責任を負うという制度ですが、

当社では20年保証の瑕疵保険に加入し、より万全な補償をお約束しています。

基礎工事をはじめ、家づくりの工程について詳しくお知りになりたい方は、

お電話またはホームページのお問い合わせフォームでお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォームはこちら↓

https://www.miki1972.jp/inquiry/

文:現場管理 角津 則人

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