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2020.03.10

建てる前に知っておきたいお金の話~その2~

こんばんは♪浜松市の幹工務店です。

先月、家を建てる前に知っておきたいお金の話をテーマにとりあげましたが(https://www.miki1972.jp/?p=6896)、今回はその続編として、建物や付帯工事以外のカタチにならない諸経費についてのお話しします。

家づくりの際には、各種の税金やローン関連の費用、火災保険料などが発生します。これらを諸経費と呼びます。

まず、家にかかる税金にはどんなものがあるのでしょうか。

家を建てると、「不動産取得税」を納税しなければなりません。不動産取得税は取得後1回だけ支払いますが、納税額の基本となる土地や建物の評価額が減ったり、控除があったりして納税額がわかりにくい場合があるので、あらかじめ金額の目安や納税の時期を市区町村に聞いて調べておくと安心です。

次に、新築してから継続的に納めなければならないのが固定資産税です。固定資産税は家を所有している限り一生かかる税金です。毎年支払わなければならないので、住宅ローンと一緒に新築後の支払い計画の中に含めておきましょう。

さらに、家を建てる時にはほとんどの人が住宅ローンを利用しますが、住宅ローンを組む際にも色々な経費がかかります

たとえば、金融機関へ支払う事務手数料や保証料抵当権を設定する際の契約書の印紙税抵当権を登記するための登録免許税司法書士への報酬団体信用生命保険料火災・地震保険料などがそれに該当します。また、長期固定金利のフラット35を利用する場合は、利用するための要件を満たしていることを証明する「適合証明書の発行手数料もかかります。

住宅ローンを組む際に、よくお客様から「頭金はいくらぐらい用意しておけばいいですか」という質問を受けます。今は超低金利時代なので頭金ゼロで住宅ローンを組む人もいますが、理想としては300万円から400万円程度あると安心です。

このように、家を建てる際には、カタチにならない諸経費もばかになりません。事前にどのくらいかかるかを把握して、あとで困ることのないように資金計画を立てましょう。

幹工務店では、こうした資金計画の相談も喜んで承ります。どうぞお気軽にご相談ください。

文:広報 山下 奈津美