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2023.04.26

若林モデルハウスの外構の特長&費用をご紹介!

若葉がまぶしい季節、日ごとに成長する庭の植栽を眺めているだけでも、なんだか心が和みますね。
家づくりでは、建物と外構とのバランスも大切。
内と外とのバランスが良く、テーマが統一された住まいは、見映えがいっそう良くなります。
でも、外構の費用は意外とお金がかかるので、計画段階から費用を確保しておくことが大切。
そこで今回は、幹工務店の若林モデルハウスの外構を例に、
どこにどのくらいお金がかかっているのかを解説します。
YouTubeでもご紹介していますので、そちらもぜひご覧くださいね。

エントランス・門柱

駐車場から玄関ドアまでをつなぐ玄関アプローチは、屋外のパブリック空間からプライベート空間へと誘う役割を果たします。また、訪れる人が最初に目にする場所なので、住まいの第一印象を決定づけます。住む人のこだわりやセンスの良さを表現しながらも、ゲストを歓迎するウエルカムな雰囲気づくりを心がけましょう。

当社の若林モデルハウスの外構は、「大人の佇まい」というテーマに合ったデザインが特徴です。

まず、費用の内訳はこちら。

・ステンレスのプレート(コンクリート部分の足元)25,000円

・フラットプレート(門柱) 95,000円

・アプローチ(左官仕上げ)  149,000円

・露出立水栓・オーバル桶 49,000円

・門柱目隠し壁+アイアンフェンス 345,000円

⚫️アプローチ
玄関ドアへと導くアプローチの部分は、左官屋さんによる無垢のコンクリート仕上げ。コンクリートは、無機質でモダンな仕上がりが人気です。他の素材に比べて施工が容易で経済的ですが、仕上げ方によっては濡れると滑りやすいこともあるため注意しましょう。また、コンクリートがまだ柔らかい状態のときに、型を押し付けて模様をつける「スタンプコンクリート」によって、デザインを自在につくりあげることもできます。

⚫️ステンレスのプレート
続いて、ステンレスのプレート・表札です。ステンレス製は、シャープでスタイリッシュな雰囲気を醸し出します。加工もしやすいため、切り文字タイプなどによく採用されます。また、表面に傷がつきやすいものの、割れたり欠けたりしにくいなど、強度にも優れています。

モデルハウスにはアプローチのコンクリートの部分と、門柱の表札にステンレスのプレートを用いています。コンクリート部分のステンレスプレートには、「Shape your thoughts」(想いをカタチに)という幹工務店のコンセプトが描かれています。
一方、門柱には、番地のナンバーをステンレスプレートにして記すと、コンクリートに数字の影が映し出されてスタイリッシュな印象に。間接照明やスポットライトを用いると、いっそう効果的です。

⚫️立水栓
さらに、オシャレ感をアップするために立水栓を付け、その下にオーバル型の桶を置きました。こちらは本当に水が出るので、植栽に水を上げたり、アプローチを掃除したりする際に役立ちます。桶だけだでなく水はね防止のため、中にナチュラルストーンを入れてあります。

⚫️門柱
次に、門柱は玄関周りや家の中の目隠しを兼ねています。素材は、ブロックなどで積み上げたベースを左官仕上げにして、高さも2段にしました。門柱の脇にはアイアンも施し、クールな印象に仕上げてあります。モデルハウスでは丸棒を曲げて門柱を囲うように設けてありますが、アイアンはいろんな形に造作できるので、お施主様の要望に合わせて多彩な表情をプラスできます。

全体の植栽

そして、植栽です。若林モデルハウスでは、植栽をかなり多めに採用し、雑木林のようなイメージを演出しました。背の高い植栽から、中くらいのもの、そして鉢植えの小さな植物など、高さを変えて表情に変化をつけました。

・外構全体の植栽、栗石、芝 427,000円

・ナチュラルストーンの砂利敷き 170,000円

⚫️敷石
玄関先の敷石の大きさには、さまざまなサイズがありますが、今回は植栽の根っこ部分に大きめな石を敷き、駐車場に通じる側に小さめなナチュラルストーンの砂利を敷きました。最近は侵入者の足音が目立つように「防犯砂利」を採用するケースも増えていますが、こちらも歩くと割と音がするので、防犯対策にも役立つのではないかと思います。

⚫️植栽
植栽の種類は、マツの一種やオリーブ系など、水を頻繁にあげなくてもいい樹種を選んであります。落葉樹の場合は四季が感じられて素敵ですが、落葉した際に掃除が大変になることや、葉が落ちた冬のシーズンは目隠しの役割を果たさないことなどを考慮の上で選ぶようにしましょう。

門柱の裏側の植栽は、高木・中木・低木をバランスよく植え、室内からの見映えがよくなるように工夫しました。植栽には手入れが必要で、特に剪定の仕方次第でカッコよく見えたり、野暮ったく見えたりします。全体的なバランスを考えながら、葉や枝が重なるところや縦に伸びすぎたところを随時カットし、これ以上高くしたくない場合は芽止めをしましょう。

タイルデッキ

・タイルデッキ 300,000円

リビングの掃き出し部分にはタイルデッキを採用しました。タイルデッキは汚れたら水で流してブラシで擦るだけできれいになるので、ウッドデッキに比べてメンテナンスが楽なのがメリットです。モデルハウスのように洗練された大人の空間ともマッチする素材感なので、おすすめです。掃き出し窓を開け放ち、室内との一体感を味わったり、バーベキューを楽しんだりと、暮らしに楽しい彩りを添えるスペースです。

外壁

モデルハウスは、外壁に塗り壁と、最近注目の外壁材「SOLIDO」を採用しました。
「SOLIDO」は浜松城公園のそばにある某有名カフェの外壁にも使われています。
塗り壁の外壁は、何層にも分けて施工が行われ、大変手間がかかっていますが、その分、質感が上質で、ワンランク上の住まいを演出しています。
さらに、軒天井も本物素材にこだわり、無垢材を採用。無垢材はメンテナンスに配慮が必要なため、防水性の高い塗装を施してあります。

和室の縁側

和室の南側にも、外に出て庭を眺められるように縁側を設けてあります。こちらは大工さんの造作によるもので、玄関ドアと同色のダークブラウンに着色しました。縁側の有無で和室の雰囲気が大きく変わります。庭と繋がる縁側があることで、旅館のように風情豊かな和の空間が完成しました。

・縁側 塗装込みで150,000円

V2H

広い敷地を生かして、最近話題のV2Hも搭載しました。

V2Hとは、ビークルトゥホーム(Vehicle to Home)の略称です。家庭からEV(電気自動車)の電池に充電する役割です。EVは商業施設や道の駅、高速道路のパーキングエリアなどにある充電ステーション、または家庭の電力から充電する必要があります。家庭で充電する場合、家庭用の電気(交流)をEV(電気自動車)用の電気(直流)に変換しなければなりません。この変換をする装置がV2Hです。また、EVに蓄えた電気を家庭内に給電することもできます。

・V2H 1,500,000円

外構費用の目安

これまでご説明した内容のうち、建物の外壁とV2Hを除く外構の費用総額は1,685,000円。
実際の様子をご覧いただくと、その費用感をより正確に把握することができます。
また、YouTubeも絶賛公開中ですので、ぜひご覧ください。きっと楽しくご覧いただけますよ🎵

このように、幹工務店では家づくりだけでなく、庭や門柱、アプローチ、フェンスなどの外構も含めてトータルでご提案いたします。モデルハウスをご見学いただきながら、家づくりについてゆっくりお話しませんか?

見学は予約制です。ぜひお気軽にお申し込みください。

文:広報担当 山下奈津美(インテリアコーディネーター)