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2023.09.12

「ランドリー・推しのこ」〜スタッフ・和子の推しアイテム

幹工務店のスタッフのイチオシの素材やインテリア用品などを幅広くご紹介するコーナー。
今回は、総務課長・八木田の「推し」をご紹介します。

私がランドリーを推す理由

私が共働きをしながら長年家事を続けてきた経験から、家を新築される皆様にぜひおすすめしたいのが、「ランドリー」です。共働きだと、洗濯物を外に干して出勤するのは難しいですよね。急に雨に降られたりしたら洗濯物が濡れてしまうし、留守中に洗濯物を干しておくのも、防犯上気になります。直射日光を当てすぎると衣類も傷んでしまいます。
それに、最近は花粉症や黄砂、PM2.5などの影響でアレルギー症状が出るケースもあるので、洗濯物を外に干すこと自体を敬遠する人も増えています。そうした理由から、最近は夜に洗濯をして、室内干しをするご家庭が増えているようです。

室内干しのご家庭が増えている理由

夜に洗濯物を干すことを、昔は「夜干し」と言いました。ただし、当時の夜干しは、夜に洗濯をして屋外に干しておくのが一般的だったんです。しかも、夜干しは良くないことだといわれていたそう。特に子どもの衣類の夜干しはタブーで、夜干しをすると「赤ちゃんが夜泣きする」とか「霊を呼び込む」といわれていたんです。それ以外にも、虫が寄ってくるとか、洗濯物が夜露に濡れるとか、防犯上良くないとか、色々な理由で夜干しは避けられてきました。

とはいえ、夫婦共働きだと、日中に洗濯物を干して、夕方に取り込むのは難しいです。そのため、「夜間に洗濯をして、『室内』に干す」というスタイルが主流になってきたのです。

でも、洗濯物を寝室やリビングに干すと、移動するとき邪魔になるし、見た目も美しくありませんよね。だからこそ、ランドリーが必要なんです。最近では、大体のお宅に室内干しのスペースが設けられるようになりましたが、家づくり計画の段階で洗濯物をどこに干すかよく検討することが、やはりとても大事だと思います。

理想のランドリーのスタイル

それでは、私の実体験から「こんな感じがおすすめ!」と思うランドリーについてご説明しましょう。

まず、スペースはそんなに広くなくていいんですが、物干し竿が2本分くらいは、洗濯物を吊るせるスペースが欲しいです。

次に、日当たりはそんなに良くなくていいけれど、窓を開けて風通しをよくすることが大事だと思いますね。もし乾きにくいようなら、天井にサーキュレーターをつけてもいいと思います。

そして、窓にはルーバー付きのシャッターを設けるのが私流のこだわりです。それだと、シャッターを閉めた状態でもルーバーは開けておけるので、夜間や留守中でも風通しと防犯性を確保できます。

さらに、床を土間仕様にすると、水滴が落ちても床が濡れる心配がないし、多目的に使えそうですよね。

肝心のランドリーの位置ですが、やはり洗濯機の近くだと動線が短くて便利ですね。1階に洗濯機があって、2階のバルコニーに干すとなると、移動が面倒だと思うんです。濡れた洗濯物は重たいので、持ち運びも大変ですしね。洗濯機を置く場所がそのままランドリーだったら、それが一番便利だと思います。

ランドリー空間はスッキリ!が鉄則

さらに、最近大人気のガス衣類乾燥機「乾太くん」があれば、そもそも室内干しのスペースはそんなに広く必要ないかもしれません。でも、もしランドリーに洗濯機と「乾太くん」を設置するなら、私には外せない条件があります。

・・・それは、洗濯機、「乾太くん」、収納棚が一直線にスッキリと収まっていること。しかも、「乾太くん」は腰をかがめ無くても洗濯物を出し入れできる高さがいいです。それらの条件をクリアするとなると、造作の収納棚を設けるのが一番!ただ、既製品よりも費用がかかるので、将来的に幹工務店がオリジナルの「乾太くん」収納棚をつくって販売できるようになるといいですよね(笑)。

幹工務店では、これまでにもお施主様のご要望やライフスタイルに合わせて、さまざまなランドリーをご提案してきました。当社のホームページには、ランドリーの施工事例が色々掲載されていますので、そちらもぜひご参考ください。