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2023.03.14

リフォーム・リノベで最大240万円の給付あり!過去最大の超お得な補助金がスタート

家を建ててから5年、10年、20年・・・と歳月を重ねていくと、家族の変化やライフスタイルの変化などによってリフォームが必要になる場合があります。また、中古住宅や中古マンションを購入したり、築年数がかさんだご実家を建て替えるか・リノベーションするかで悩んだり・・・といったケースもおありかと思います。

幹工務店では、新築だけでなく、こうしたリフォームやリノベーションにも対応させていただきますので、ぜひお声をおかけください。今回は、特にリノベーションやリフォームをご検討中のお客様に耳寄りな情報をお届けします。実は、今年から新しい3つの補助金・助成金制度がスタートしたのです。

全部合わせると最大240万円もの補助金をもらえる可能性あり!過去最大規模の予算規模と還元率なので、これからリフォームをお考えならぜひこの時期にやるのがおすすめです。

お得な補助金制度とは、次の3つの制度です。

・こどもエコ住まい支援事業(国土交通省)

・住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(経済産業省・環境省)

・高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省)

上記の補助金は、これまでの補助金とは大きな違いがあります。これまでの補助金制度は、各省庁が別々に運営していたため併用ができませんでしたが、上記の3つの補助金は、3つの省庁の連携によって併用申請が可能となったのです。

政府では、この3つの補助金制度を【3省連携ワンストップ補助金(住宅省エネ2023キャンペーン)】とし、一般家庭に省エネリフォームを大々的に呼びかけています。ただし、これらの補助金を併用する際には、注意しなければならない点がいくつかあります。

3つの補助金を利用するときの注意点

補助対象は重複できません!

例えば、「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」で、高断熱窓の補助金申請を行ったら、同じ窓を対象に「こどもエコ住まい支援事業」を申請することはできません。同様に、「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」で給湯器の補助金を申請したら、「こどもエコ住まい支援事業」で同じ給湯器を対象として補助金を申請するのはNGです。つまり、1つの契約で最大3つの補助金を申請することはできますが、同じ補助対象の重複申請は認められていません。

3つの補助金を併用できるのはリフォームだけ!

「高断熱窓」の補助金は、リフォーム工事のみを対象としているため、3つの補助金をワンストップで併用できるのはリフォーム工事だけです。新築の場合は、「こどもエコすまい支援事業」で一戸あたり上限100万円の補助金がありますので、そちらを活用しましょう。一方、高効率給湯器導入の補助金は、新築・リフォームに関わらず申請できます。

工事の完了時期に注意!

3つの補助金のうち、給湯器導入以外の申請期限は令和5年(2023年)12月31日までとなっています。これは、工事完了後の申請となりますので、工事がそれまでに終わっていなければ申請できません。一方、給湯器導入補助金は交付申請・完了報告ともに期限は令和6年(2024年)2月末までですが、3つの補助金を利用したい場合には他の2つの補助金と同じ時期に完工している必要があります。

次に、それぞれがどんな補助金なのかをみていきましょう!

補助金その1:新築もリフォームも補助金をもらえる!こどもエコすまい支援事業

「こどもエコすまい支援事業」は、国土交通省の補助金制度で、ほとんどの方々が受給対象です。従来の「こどもみらい住宅支援事業」から、さらに補助額がレベルアップ!しかも、断熱改修をZEHレベルに高めると、より高額な補助金がもらえます。補助額の上限は、「子育て世帯又は若者夫婦世帯」と、「子育て世帯又は若者夫婦以外の世帯」に分かれ、一戸あたり上限補助額は、リフォームで最大30万、新築で最大100万円です。

新築の場合

新築の場合は、子育て世帯または若者夫婦世帯が、こどもエコすまい支援事業者と契約し、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築分譲住宅の購入をする場合、1戸あたり100万円を補助します。

詳細はこちらをご参照ください↓
https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/housing-purchase/

リフォームの場合

リフォームの場合は、工事内容が補助金を得るための必須工事と任意工事に分かれます。「必須工事」とは、次の3つのことを指します。

・開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)

・外壁、屋根、天井、床の断熱改修(外壁、屋根・天井、部分断熱の場合の床)

・エコ住宅設備設置(太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯機、節水型トイレ、節湯水栓、蓄電池)

必須工事と組み合わせると補助金の対象となる工事

上記の3つの必須工事と併せて行うと、下記の工事も補助の対象となります。

・子育て対応改修(家事負担軽減設備の設置、防犯窓・ドアの改修、防音窓・ドアの改修、キッチンセットの交換を伴う対面化改修)

・防災性向上改修(ガラス交換、外窓交換)

・バリアフリー改修(手すりの設置、段差解消、廊下幅等拡張、ホームエレベーターの新設、衝撃緩和畳の設置)

・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

・リフォーム瑕疵保険への加入

ただし、これらの工事は必須工事と合わせて行わなければ、補助は受けられません。

詳細はこちらをご参照ください↓
https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/reform/

補助金その2:住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業

経済産業省・環境省の運営による、窓の断熱リフォームのみを対象とした補助金です。省エネ性の向上を目的に、高性能な断熱材や窓などを用いて「断熱リフォーム」を実施した場合、内窓1窓で69,000円(窓面積2.8m2以上の場合)という、これまでにない補助額を獲得することが可能です。補助の上限額は、補助対象工事費の1/3以内で、高性能建材の場合は最大120万円の補助金を得られます。

<補助金申請の期限>

■対象となる世帯・・・全世帯

■対象となる工事・・・ガラス交換・内窓の設置・外窓交換(カバー工法)・外窓交換(はつり工法)

■対象となる住宅・・・戸建住宅及び共同住宅(集合住宅)

■対象となる期間・・・2023年3月下旬~予算上限に達するまで(最長2023年12月31日まで)

詳しくは、下記のサイトをご参照ください↓
https://window-renovation.env.go.jp/about/

補助金その3:高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省)

家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入を支援します。補助対象は、新築住宅、新築分譲住宅、既存住宅で、つまり新築もリフォームも、どちらの場合も該当します。

■補助金対象の工事・・・高効率給湯器(エコキュート、エコジョーズ、エコフィール、ハイブリッド給湯器など)

■対象期間

・契約日の期間・・・2022年11月8日~(最長)2023年12月31日

・着工日の期間・・・給湯省エネ事業者(住宅省エネ支援事業者)の登録以降

・交付申請期間・・・2023年3月下旬~予算上限に達するまで(最長2023年12月31日)

詳しくは、下記のサイトをご参照ください↓
https://kyutou-shoene.meti.go.jp/

以上、3つの補助金についてご説明しましたが、内容が盛りだくさんなので、すべてを理解するのはなかなか難しいものです。そんなときはぜひ幹工務店にお気軽にお問い合わせください。

また、補助金の対象となる工事については、当社が率先して補助金申請を進めていきますので、お客様がご自身で色々調べたり、申請を行ったりする必要はありません。どうぞ安心してお任せください。

文:トータルアドバイザー 佐藤 敬太