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2019.05.14

建てる前に知っておきたい「木」の話

こんばんは♪浜松市の幹工務店です。

今回は、前回スタッフ紹介でお話をうかがった「都田製材」の小桐さんに、木材の選び方についての豆知識についてうかがいました。

Q.無垢の床材を選ぶ時のポイントは?

A.床材に無垢を使う場合には、それぞれの木の特徴をよく理解したうえで、デザインや使い勝手に合った材を選ぶことをおすすめします。たとえば、ヒノキは和のイメージがいまだに割と強いので、和のテイストを好む場合はヒノキを、それ以外の場合は杉や他の材をおすすめしています。また、杉は材が柔らかく、ヒノキは堅いので、どちらかというとヒノキの方が傷はつきにくいというように、樹種によって材質の特徴が異なります。最近は、杉材に「圧熱加工」という加工を施し、表面を圧縮して堅くした材がよく用いられます。圧熱加工を施すと、「浮造り」のように木目が浮き出るので、足触りがザラザラして気持ちがいいですよ。

Q.天竜材の特長は?

A. 静岡県西部地域は温暖で雪害も少ないので、天竜材は木の根曲がりや節が少なくまっすぐに育った材が多いです。また、時間をかけてゆっくりと成長するので、目の詰まった粘り強い木になります。油分も多く含まれているため、カンナをかけるだけでツヤが出るのが特徴です。天竜材を家づくりに用いると、浜松市の「天竜材の家百年住居る事業」や静岡県の「県産材の家づくり支援制度」などの補助金制度を利用することもでき、良い材を用いた良い家をお得に建てられます。

Q.最近人気なのはどんな樹種の床材ですか?

A.当社が扱っている木材で最近人気があるのは、ウォルナット(クルミ)材です。クルミは広葉樹なので材が堅く、傷がつきにくい特徴があります。ですから、小さなお子さまやペットのいるご家庭には特におすすめです。木目が真っ直ぐで優しい表情が特徴で、濃い茶色系やライトブラウン、クリア系など、塗装の色目によって雰囲気を変えられるので、どんなテイストの住まいにも合わせやすいのがメリットです。

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小桐さん、どうもありがとうございました。幹工務店でも、住まいの雰囲気や用途、ご予算に合った無垢材を色々とご提案しています。新橋町のモデルハウスでは、ナラの無垢材を床に用い、木の造作家具もトータルでコーディネートしています。ぜひ一度ご見学下さいね♪

モデルハウス情報はこちら↓

https://www.miki1972.jp/case/